先哲の慰霊祭

●今日、『昭和学報』をネットで見たら、10月4日に行われた、「先哲の慰霊祭」の記事が掲載されていた。昨年7月から今年6月までの1年間に逝去された先生方の慰霊祭だった。

合祀者

中釜洋子先生  元心理学科非常勤講師
岡本光民先生  元日本文化史学科特任教授
飯塚誠一先生  元学生部長、元一般教育学部体育科教授
甲斐知恵子先生 元国文学科教授
福場博保先生  名誉理事、名誉学長
加藤地三先生  元教務部長、元教職科教授

●合祀者は、この6名の先生であった。私のお世話になった先生方であり、御指導を賜った先生方である。
○飯塚誠一先生は、私が昭和女子大に採用された時から学生部長であり、多くのお導きを頂いた。先生は玉川大学の出身で、私が『玉川児童百科辞典 国語編』の改訂に関係していたこともあり、親しくさせて頂いた。昭和女子大を退職後、母校の教授として活躍された。その頃、無窮会文庫の調査の折、玉川大学に寄って御挨拶申し上げた。
○甲斐知恵子先生は、私が国文学科に配属された時の先生で、何から何まで教えて頂いた。国文科主催の「白萩茶会」開催の折、私は司会を仰せつかり、三輪久雪(何代かは失念)の名器の説明でも御指導を賜った。
○福場博保先生は、理系の方であったが、私が国文学科長の頃、短大の学長・学部の学長をされていて、言葉に言い尽くせないほどの御指導と御配慮を賜った。先生の傘寿をお祝いする会には、岡村浩先生と共に出席させて頂いた。
○加藤地三先生は、長年教務部長という重責を務められ、国文学科の件では、大変なお世話になった。ボストン研修が東明学林で行われた時、私も企画委員だったので、加藤先生に従って参加した。茶道部の先生が点てて下さったお茶を加藤先生とともに頂いた時の緊張感は、今も忘れられない。
●改めて、諸先生に心から御礼申し上げ、お悔やみ申し上げる。

■『昭和学報』平成25年11月号