富士川の水位 −1.39

●このところ、日本全土は、猛暑に見舞われ、また、地域によっては異常気象というか、集中豪雨の被害が出ている。私の家も、「雨水くん」の中は、カラカラで、植木の水に困っている。富士川下りの関係者は、富士川の水位を気にしての運営である。船頭さんがブログでこんなことを教えてくれた。
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『 −1.39 』
この数字の持つ意味は僕ら舟下りのスタッフにしか分かりませんが、
とても恐ろしい数字なんです。
富士川のとある一地点の本日の水位計の数字なんです。
国土交通省『川の防災情報』で過去のデータを検索することが出来ます。
この地点については1964年まで遡って検索することができ、
これまでの水位変化の大雑把な流れを見てみます。
1974年からマイナスの水位を計測するようになり、
1978年からマイナスの水位が目立つようになってきました。
1984年からは年間のほとんどがマイナスの水位で、
大雨や台風のまとまった降水時のみプラスに転ずるといった
今現在と同様の増減の仕方をしています。
過去の最低水位を改めて調べてみますと、
2005年5月20日の11時に『 −1.48 』と言う水位がありました。
そうか、まだドン底ではない!まだ下があるんだ!まだ9cmもあるんだ!
と、思うと−1.39 の数字も可愛く見えますね。
しかし、船頭の前で決して−1.48 などと言わないようにして下さい。
−1.48 なんて水位、調べなきゃ良かった。
今夜はこの数字にうなされそうです。。。。。
水位は低いですが、運航はしていますので遊びに来て下さいね。
ito
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●船頭がしらの伊藤さんの書き込みである。なるほど、と思う。川の水位は、このようにして見守って、水害などにも備えるのだろう。
富士川下りのスタッフは、婚活を促進したり、夏休みの子供にカブト虫をプレゼントしたり、船頭体験をしてもらったり、と様々なイベントを企画して、故郷を盛り上げている。今、故郷は、お盆で賑わっているだろう。私は、この時期、全く、家を出ない。専ら本を読み、原稿執筆に時間を使う。それにしても、我が書斎は35度という猛暑、エアコンに助けられている。
富士川の水位 測定 富士川下り より