承 春先 先生 来宅

●今日は、猛暑の中、所沢西武へ行って、帰りに、美味しいコーヒーの店、樹屋へ寄って、お馴染みさんと楽しいひと時を過ごして、帰宅したら、昭和女子大の承春先 先生から電話、今、お近くのコメダ珈琲店にいます、とのこと。あわてて、取るものも取らず、コメダへ駆けつけた。
●承先生に、5月頃、二本松の齋藤家の墓誌に追加する原稿の清書をお願いしていた。先生は、前期の授業が終って、早速、仕上げて下さり、池袋まで出て、所沢は近いと、わざわざ、拙宅まで来て下さった。先生は深夜の静まりかえった静寂の中で書き上げて下さった。早速、全面をひろげて拝見した。書体は、「齋藤筑後守記念碑」と同じ、『張黒女墓誌銘』の楷書体である。身の引き締まる思いである。
●第13代齋藤豪盛氏が、齋藤家の墓誌の裏面に、「齋藤筑後守記念碑」建立後の経過を、記録して後世に伝えたい、という意向を寄せられ、原稿も執筆された。清書は、承先生にお願いした。それが、完成したのである。
コメダ珈琲店を出て、折角だからと、拙宅の玄関までおいで下さり、家の中は散らかっているので、上がってもらうこともできず、大変、失礼した。正確には、来宅ではなく、玄関まで来て頂いた、と言うのが正確である。恥ずかしいことである。
●承先生、労作を有り難うございました。早速、齋藤豪盛氏に見ていただきます。
■齋藤家墓誌、補刻原稿