投稿者に嫌がらせ

●今日の朝日新聞によると、「声」欄への投稿内容が、投稿者の住所や電話番号を付け加えて、ネット上の掲示板やブログに無断で掲載されるケースがあり、朝日新聞は、ブログの運営会社に対して、投書や住所などの削除を要請したという。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
 読者から聞き取りをした結果、これまでに14人が嫌がらせや無言の電話を受け、そのうち2人には郵便物が届いていた。
中部地方の男性は昨年10月、投書が紙面に掲載された。安倍晋三自民党総裁改憲姿勢に疑問を呈する内容。数日後の午前3時すぎに自宅に電話があり、無言がしばらく続いた後、男の声で「売国奴」とののしられたという。住所と電話番号がブログに掲載されたことをあとで知った。
憲法9条を守りたいという趣旨の投書が掲載された男性の自宅には、まもなく、男の声で投書をとがめる内容の電話があった。「お前の家はわかっているぞ」とも言われた。
ブログや掲示板に載せられた住所や電話番号は、ネットの電話帳などを使って調べたとみられる。投書した読者と同姓同名の別人の住所などが書き込まれたケースもあった。
 朝日新聞は、「投書した読者の平穏な生活が脅かされる深刻な事態が生じている」として26日、ブログを運営する会社に、投書や住所などの速やかな削除を求める申入書を送った。投書の無断掲載は著作権の侵害、住所や電話番号の書き込みはプライバシー権の侵害にあたる違法な行為だと指摘した。
      【朝日新聞】デジタル より
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
●ネット社会となり、情報がパソコンの前で集められる時代、ネット社会のマナーが次第に崩れ、悪用されるようになった。実名で情報発信している間は、それなりのモラルが維持できた。匿名制でタガが外れて、ワルサが横行する。困ったものだ。