「井関隆子」 改良、感謝
●ウィキペディアに私が書き込んだ「井関隆子」には、様々な問題があったが、利用者・chibaさんの協力で、非常にスッキリしたものになった。感謝している。冒頭の注意せよというコメントはまだ、消えないが、注も追加したので、何とかなるだろう。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
井関隆子出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。
出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2013年3月)
マークアップをスタイルマニュアルに沿った形に修正する必要があります。(2013年3月)
――――――――――――――――――――――――――――
井関 隆子(いせき たかこ、1785年(天明5年)6月21日 - 1844年(天保15年)11月1日)は、江戸時代後期から幕末にかけて活躍した歌人、日記作者、物語作者。
目次 [非表示]
1 来歴
2 著書
3 書写本
4 脚注
5 参考文献
来歴 [編集]
幕臣、大番組・庄田安僚の四女として、四谷表大番町(現在の新宿区大京町26の辺)に生れる。20歳の頃、大番組の松波源右衛門と結婚したが、23歳の頃に離婚。30歳の頃、納戸組頭・井関親興と再婚、2人の間に子は無かった。井関家の屋敷は、九段坂下(現在の千代田区九段1-5の辺)にあった。文政9年(1826年)に夫が没し、以後は、本を読み、歌を詠じ、日記や物語を書いて悠々自適の生涯を送ったりしたという[1]。
著書 [編集]
『井関隆子日記』全12冊
著者の自筆本が、昭和女子大学図書館に所蔵されている。天保11年1月1日から同15年10月11日までの898日間の日記。その日の天候、地震、四季折々の自然の変化、その日その日の出来事、様々な見聞、人物・社会・政治・学問・文学などに対する批評などが記されている。特に、子の親経や孫の親賢から伝えられる、江戸城内の様子が詳細に書き留められている。江戸時代の日記文学としても価値があり、また、当時の歴史的資料としても価値がある[1]。
『さくら雄が物かたり』 6巻1冊
著者の自筆本。東北大学附属図書館・狩野文庫蔵。内容は、平安朝の『竹取物語』『伊勢物語』『源氏物語』などの構想を借りて、現実の仏教界を厳しく批判したものと解釈される[2]。
『神代のいましめ』写本、墨付28葉
昭和女子大学図書館所蔵の、鈴木重嶺の「翠園叢書」の、巻26の中に収録されている。内容は、平安朝の散逸物語『隠れ蓑』などに構想を得て創られた物語で、首席老中批判を通して、人間の表裏の二面性を描いている[1]。
『いなみ野』吉海直人氏所蔵の写本『物かたり合』墨付54葉の内、5葉
播磨の国、印南野を舞台にした物語である。隆子は、すすき・尾花が大好きで、その思いを作品化したものと思われる[3]。
『井関隆子長短歌』
『秋野の花』に短歌が収録されている。その外、『井関隆子日記』にも800首ほどの、長歌・短歌が収録されている。
書写本 [編集]
桑原やよ子著『宇津保物語考』 写本1冊、静嘉堂文庫蔵。
蔵田茂樹著『恵美草』 写本1冊、国立国会図書館蔵。
吉田兼好著『徒然草』 巻子本1巻、箱に「雅文 源隆子」とあり、『徒然草』第15段、第189段の書写[4]。
脚注 [編集][ヘルプ]
^ a b c 深沢秋男『井関隆子の研究』和泉書院、2004年11月
^ 新田孝子「井関隆子の文芸―館蔵『さくら雄が物かたり』の著者」(『図書館学研究報告』東北大学、13号、1980年12月)
^ 吉海直人「新出資料『物かたり合』の翻刻と解題―井関隆子周辺の創作活動―」(『同志社女子大学 日本語日本文学』8号、1996年10月)
^ 吉海直人「〈新出資料〉井関隆子自筆『雅文』の影印と解題と紹介」(『文学研究』91号、2003年4月)
参考文献 [編集]
『井関隆子日記』全3巻、深沢秋男校注、勉誠社、1978年11月 - 1981年6月。
ドナルド・キーン「井関隆子日記 ①・②・③(百代の過客―日記にみる日本人―)」朝日新聞、1984年4月4日 - 6日
深沢秋男『井関隆子の研究』和泉書院、2004年11月
深沢秋男『旗本夫人が見た江戸のたそがれ』文春新書、2007年11月
真下英信『古代ギリシア史論拾遺』私家版、2008年2月
真下英信「『井関隆子日記』に見られる地震の記述」『慶應義塾女子高等学校研究紀要』26号、2009年3月
真下英信「『井関隆子日記』理解の一つの手掛かり」『慶應義塾女子高等学校研究紀要』29号、2012年3月
カテゴリ: 江戸時代の歌人 江戸時代の文人 武蔵国の人物 1785年生1844年没
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
★ → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E9%96%A2%E9%9A%86%E5%AD%90
●利用者・chibaさんの御協力で、改良することが出来た。それでも「はてなキーワード」の記述の方が充実はしている。私は、大学に入った時、図書館で平凡社の『大百科事典』に出会って、大変な感動を受けた。各項目は、その分野の専門家が執筆していて、実に充実したものであった。疑問があれば、すぐ、この事典を開いた。そうして、多くの事を教えられた。ウェブ上の百科事典も、執筆者の資質と、パソコン上の技術と、このあたりが問題である。ウィキ上の「深沢秋男」は、私自身からすれば、不満もあるが、これを本人は修正できないシステムである。「はてなキーワード」の記述は、実に充実していて、百科事典の域をこえたものである。
★「はてな・深沢秋男」 → http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%BC%C2%F4%BD%A9%C3%CB