早慶明 総崩れ 私大志願者

●久し振りに、夕刊フジ を買ったら、私大志願者の速報が1面に載っていた。私は、夕刊フジの創刊頃からのファンで、大学の帰りに電車の中で読んでいたら、隣のおばあさんが、この新聞は家には持ち帰れませんネ、と過激な裸写真を指して話しかけてくれたこともある。確かに、言えることではあるが、朝日や毎日や日経にはない、センスがこの夕刊にはある。閑話休題
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 私立大学志願状況の大勢が判明した。早稲田大が確定値を出したことにより、それを上回る志願者を集めた明治大の4年連続首位が決定。明大の黄金期を強烈に印象付けた。ただ、首都圏の難関校は慶応義塾大を加えた「早慶明」をはじめ、軒並み苦戦。関西勢、中京勢はおおむね堅調で、4位に急浮上した近畿大の躍進が目立つ。地元志向の高まりによる東京の地盤沈下が深刻化している。
 早大の志願者総数が10万6768人で確定した。集計作業が進む明大は現時点で早大を上回っているため、V4が決まった。
 受験関連の情報分析に定評のある「大学通信」(東京)の安田賢治ゼネラルマネジャーは、「4月に開設する総合数理学部が人気だった。文系からも受験できるという新たなコンセプトの理系学部。東京・中野にできる新キャンパスの目玉学部でもあり、受験生の注目度が高かった」と、新学部効果もあって首位を守ったとみている。
 明大の首位はこれで2010年から4年連続。00年から09年までV10を達成した早大から、志願者数の面では王座が完全に移った。明大は新学部創設による拡大路線を進めるほか、キャンパスの整備、「就職の明治」といった評判など、受験生に好印象が浸透した結果といえる。

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少子化時代で、受験生の数が減り、定員割れの大学が続出している現在、首都圏のマンモス大学の私大志願者の数はすごい。明治は伝統のある駿河台にキャンパスを残したのがよかった、と思う。区内・都下・首都圏と、地方の受験生は選択する。渋谷は若者の街、その近くの大学は好調だという。広々としたキャンパスの中央大学は、学ぶ場所としては最高であるが、これが不振だというから、驚く。

夕刊フジ 2月15日