五輪カメラ対決

●今日の朝日新聞によると、ロンドン五輪の取材に使用するカメラの対決で、ニコンとキャノンが、お互いに、我が方が優勢と主張して譲らないとのこと。スポーツは勝ち負けが明瞭で、敗れた選手は、折角、応援して貰ったのに申し訳ないと涙を流す。カメラのメーカーも、勝ちは勝ち、負けは負け、と潔く自分の立場を認めて、負けた方は、さらに売り込みに力を入れて、カメラマンを攻略すればよい。しかし、プロのカメラマンは、性能に拘るので、ただ、カメラを提供します、と売り込んでも、ダメなものはダメで、このあたりは、シビアだ。

ニコンの伊藤副社長は、「ロンドンでは6対4でニコンが逆転した。会場によっては7対3だった。」と言ったという。8競技の会場の計64箇所のカメラ席を数えた結果だという。これに対して、キャノンは、広報が「我々が優勢だ」と言い、数えた数字はお答え出来ない、との事。是非、カメラマン席の写真と数字を公表してもらいたい。ニコン大好きの私は、そう思う。

朝日新聞 8月9日