ロンドン五輪 開幕

●このところ猛暑の連続で、我が書斎は２階ゆえ３４度まで上昇。３０度位に下げて奮闘しているが、体調は思わしくない。２８日の朝開幕した、ロンドン五輪、妻と一緒に開会式を見たが、今回の聖火には感動した。これまでのように１人ではなく、７人の走者の手から移された灯は多数（おそらく参加国の数だろう）の灯に点火、せり上がって１つの灯の塊りとなって燃え続けた。このオリンピック聖火の下で、世界の選手達が、記録の限界に挑む。　

●重量挙げは女子４８キロ級で、３大会連続出場の三宅宏実（いちごグループＨＤ）が、日本新記録のトータル１９７キロで銀メダルを獲得。今大会でも重量挙げでも、日本女子初のメダルとなった。重量挙げのメダルは１９８４年のロサンゼルス五輪以来２８年ぶり。 柔道は男子６０キロ級の平岡拓晃（了徳寺学園職）が、今大会の日本勢初メダルとなる銀メダルを獲得。

●オリンピックとの思い出もたくさんある。ミュンヘン大会の時の、マスコミの弱体姿勢には驚いた。また、どの大会か忘れたが、卓球の福原選手に「楽しんできましたか」と間抜けな質問をした記者に「私は楽しむために来ていません」と、アイちゃんは応えていた。さらに別の大会の時、「楽しんで来ます」と言って出発した柔道やテニスの選手は、１回戦で敗退した。スポーツとは、そのようなものである。テレビも新聞もラジオもネットも、この神聖なスポーツの祭典に心して取り組むべきだろう。

■ロンドン五輪開会式　　写真はネットより




■初の銀メダル