昭和女子大学の新学科設置構想

●今日の朝日新聞昭和女子大学の、新学科設置構想の広告が出ていた。2013年度から、グローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科を新設するという。それと同時に、短期大学部の募集は停止になるという。大きな大学改革に舵を切った。
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【新学部・新学科の構想】
新学部・新学科として「グローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科」の設置を構想し、2013年4月の開設を目指します。国際競争が激化する中、企業は「ビジネスマインドを身につけ、人として信頼できる有能なビジネスパーソン」を求めています。この新学部・新学科では、自信を持ってグローバル社会に踏み出す女性を育成するために、次のようなカリキュラムを構想しています。
■徹底した少人数教育により、ICT、英語力などの基礎スキルから、ビジネスに必要な専門知識、スキルまで段階的に習得させる。
■ビジネスマインドを身につけるために「顧客づくり」「組織づくり」「経営資源づくり」「視野づくり」「経済活動の基盤づくり」といった5つの視点のもとに学ばせる。
■東京世田谷キャンパスでビジネスの基礎を学んだあと、学生全員を本学のサテライトキャンパス「昭和ボストン」に5か月間留学させ、ビジネスで使える英語を身につけさせる。
■女性の活躍が期待されている業界、企業から実務家を講師に招き、最新の動向やビジネス戦略を学ばせる。さらには、企業や実務経験者とプロジェクトを組み、課題解決に取り組む実践的な機会を設ける。

このように、新学部・新学科では、実践の場において実践的に学ばせるというこれまでにない新しい切り口で、国際的に通用し、実践的なビジネススキルはもちろん、自分自身でキャリアデザインする高い意識をもった女性を育成していきます。
「グローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科」の設置構想は、今後、文部科学省への設置届出申請を予定しているものであり、計画が具体化した段階で、改めて詳細をお知らせします。
短期大学部の募集停止】
短期大学部は62年にわたり数多くの卒業生を輩出し、18歳人口の減少にともない志願者が年々減少するなかでも、世の光となる女性を育成するという重要な役割を担ってきました。その一方で、国際的に通用する女性の育成など、女性の教育へのニーズがより高度となってきております。昭和女子大学では4年制大学でこれらの課題に対応し、研究・教育を強化することが必要だと考えました。そこで、新学部・新学科の構想に伴い2013年度以降の短期大学部の募集を停止、発展的に解消させ、高等教育機関としての使命を昭和女子大学へ完全に一本化することとしました。
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●私は、昭和58年に短期大学部国文科に採用されて、以後、お世話になってきた。当時は学部よりも短大の方が学生が多く入学し、優秀な学生も多く、就職率も抜群だった。少子化と高学歴社会への対応が、今回の大学改革だろう。
朝日新聞の広告 7月19日