電子書籍の新しい動向

ソニーは今秋から、「リーダーストア」を、他社製でも利用できるようにするという。これまでは電子書籍専用の端末「リーダー」などソニー製向けにしか売っていなかった。
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 専用端末を売ることに主眼を置くビジネスから、電子書籍というコンテンツを売るビジネスへと軸足を移すという。日本に参入する世界最大手アマゾンに対抗するねらいがあるらしい。
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ソニーの「リーダー」の累計販売台数は100万台程度、これに対して、アマゾンの「キンドル」は累計1千万台超が売れているという。利用者にすれば、端末が使い易くて、書籍の数が多い方が便利である。私たちにとっては、リーダーでもキンドルでも良い、1つの端末で、より多くの書籍が読みたい。メーカーも、発想の転換を図って、コンテンツを1つに統一して、端末の使いやすさで競争したらどうか、と私など思う。
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 矢野経済研究所電子書籍の国内市場が2011年度の723億円から14年度は1197億円、15年度には1500億円まで拡大するとみている。(長崎潤一郎、上栗崇)
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朝日新聞、6月13日