史跡散策

●今日は、芸文稿の会の歴史散策で、竹ノ塚近辺の史跡や墓所を拝見した。会の担当者、S氏の御配慮で有意義な1日を過ごせた。この辺一帯の寺町は、関東大震災の後、浅草や下谷などから一括移転したらしい。立派な寺院が並んでいる。移転したとは言え、過去帳や墓石、伝来の史料など、焼失・破損を免れたものは、保存されている訳で、貴重な史跡であることに変わりはない。

●今日は、①古墳・白旗塚、②法受寺、③東陽寺、④易行院、⑤伊興遺跡公園、⑥東岳寺、を見学した。晴天の陽射しは強かったが、緑の木陰は爽やかな風で、心地よい散策となった。最近、多忙で、散歩不足だったので、14000歩は良かった。

●いずれも、参考になる点があったが、⑥東岳寺の初代・安藤広重の墓はよかった。案内書には、次の如くある。
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安藤広重
 東武伊勢崎線竹の塚駅の北西,徒歩10分。東岳寺内にある。江戸時代の浮世絵師安藤広重安政5年(1858年)に没し,浅草の東岳寺に葬られたが,昭和36年(1961年)に寺の移転にともなって同時にこの地へ移転した。
  境内には, 昭和33年(1958年)の広重100回忌に再建された広重の墓と広重塚,広重記念碑がある。また,広重らの浮世絵を世界に紹介したことで知られるアメリカ人のハッパーの墓碑もある。
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●あの有名な浮世絵師、安藤広重は、安政5年に62歳で没したのだ。そして、今、竹ノ塚に眠っている。

■初代・安藤広重

安藤広重の墓と記念碑