酒田祭

●斎藤金型製作所のブログで、酒田祭が開催されたことを知った。本祭は5月20日とのこと。斎藤家では、毎年、欠かさず招待されて参列しているという。川北奉行、斎藤筑後守・広盛の末裔ゆえの伝統である。
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酒田まつり(山王祭)は慶長14年(1609年)から一度も欠かすことなく続いています。
山王祭は上・下の山王社の例祭で、上の山王社は東禅寺分の鎮守、下の山王権現社は酒田町組の鎮守として信仰を集めて、明治の神仏分離令によって日枝神社と称されるようになりました。酒田の産土神(うぶすなかみ)として、毎年陰暦4月の中の申の日に祭礼が行われ、氏子から頭家(とうや)が選ばれました。頭家の主は、頭人(とうにん)として神事に勤仕し、神宿(とや)が開かれるようになりました。明治以降、太陽暦が採用され、祭礼は5月20日となりました。
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●ネットで動画を見たが、物凄い迫力のある祭りである。昨年、東日本大震災のため、自粛していたゆえか、今年の祭りは東北魂の爆発のように、酒田の人々の情熱が伝わってきた。
●上日枝神社境内に記念碑を建立された「斎藤筑後守」も、平成の酒田の人々の賑わいを喜んでいるだろう。
●私は、今、斎藤筑後守広盛が、川北奉行になる前の、伝記資料を調査している。天正16年(1588)に、十五里ケ原の合戦が、この地で繰り広げられ、この合戦に、庄内軍の一人として参戦したとされている。このことを、当時の記録から実証したいと思っている。

■酒田祭 平成24年


■上日枝神社境内の「斎藤筑後守記念碑」
 平成23年10月建立