吉海直人氏の最新刊 『新島八重 愛と闘いの生涯』

●吉海直人氏の最新刊『新島八重 愛と闘いの生涯』が発行された(平成24年4月25日、角川学芸出版発行、定価1600円+税)。吉海氏は、平安時代物語の研究者、和歌文学の研究者である。どうして、新島八重か、同志社女子大学勤務ゆえか。奥付の著者紹介に、

「趣味の資料収集で、偶然、新島八重の懐古談を入手したことが、八重の生涯を執筆する出発点となった。」

とある。なるほど、本書のオビには、

「新史料で描く!! 2013年NHK大河ドラマ「八重の桜」主人公・八重」戊辰戦争を戦い、新島襄の妻となった、「日本のナイチンゲール」の真実 ! 」

とある。私は、吉海直人氏には、井関隆子に関しても新資料を閲覧させて頂いて、多くの御指導を賜ったり、また、百人一首注釈に関しても、貴重な御指導を賜った。その吉海氏が、今度は新島八重に関しての著書を執筆された。まだ、はじめの部分しか拝読していないが、これから読ませて頂いて、多くの事を教えて貰いたい。

●NHK大河ドラマも、今年の平清盛が全く面白くないので、来年の「八重の桜」を、今から楽しみにしている。

★本書の詳細 → http://www.ksskbg.com/sonota/shin.htm

■吉海直人著『新島八重 愛と闘いの生涯』