2月29日 雪 福寿草

●例年は28日で終る2月も、今年は29日まである。旧暦なら、閏月と言って、何年かに1度1ヶ月追加された。新暦では4年に1回閏日1日が追加される。私は、大学生の頃、太陰暦の閏月に出合って、イタク感激したものである。2月が過ぎて、3月ではなく、もう1度2月がある、これが大変新鮮だった。

●2月29日、新聞を取ろうと外へ出たら、何と雪だった。我が家の小さな庭も、妻が老齢で手入れを欠かすようになり、今年はチューリップも植えず、寂しさが増していた。そんな中で、数日前、黄色の小さな福寿草が3輪4輪花開いていた。写真を撮ろうと思いながら、目先の事に追われていたら、雪景色となった。

●自分専用の花園を「鹿屋園(かやぞの)」と名づけて、こよなく四季折々の草花を愛した、幕末の旗本の主婦・井関隆子は、草花をめでたけれど、手入れもよくした。隣家のUさんチの御主人は草花が大好きで、大切に育てている。花の鉢を、少しでも陽の当る所に出してやったり、枯れた花びらは摘み取って整える。我がサイクンとはチト落差があるようである。

■今日の雪景色

■この雪の下に 福寿草が咲いている



福寿草 ネット より。 家のは こんなに綺麗ではない