月刊誌「囲碁」4月で休刊

●今日の朝日新聞デジタルで、誠文堂新光社の看板雑誌「囲碁」が60年間の活動を休止すると報じている。残念、の一言であり、よく努力して多くの棋士を育てたと、感謝の思いがこみ上げてくる。

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月刊誌「囲碁」4月で休刊へ 60年の歴史に幕
囲碁愛好家向けの月刊誌として60年以上の歴史を持つ誠文堂新光社の「囲碁」が4月5日発売の5月号(通巻737号)をもって休刊することになった。
 創刊は1951年7月。誌上で呉清源九段や故藤沢秀行名誉棋聖らが布石構想や戦い方を説き、故坂田栄男二十三世本因坊はアマ強豪に胸を貸した。名勝負を詳細に解説した付録の「名局細解」も人気だった。
 90年前後、最盛期の発行部数は約2万5千部あったが、現在は半分以下にまで落ち込み、これ以上の継続は困難と判断したという。
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●私は、誠文堂新光社の辞典部にお世話になったが、「囲碁」編集部には、優秀な編集者が多くいて、尊敬の眼差しで見ていた。勝本さん、武田さん、丹羽さん、竹沢さん、皆、優れた囲碁を打ち、故にプロ棋士ともパイプが太く、良い内容の雑誌を送り出していた。日本棋院でも囲碁の雑誌を出していて、良く頑張ったと思う。

■「囲碁」3月号

朝日新聞 2月22日