日曜日には歴史を学ぼう

●10日間の入院生活から戻ったら、日本歴史の本もかなり出ていた。早速、4、5冊注文したら、今日、届いた。山本博文氏の『日曜日の歴史学』(平成11年9月10日、東京堂出版発行、定価1500円+税)。

■江戸時代の見方が変わる。独りよがりの歴史観をつきぬけよう! 知るほどに広がる好奇心、ちょっと知的な休日ライフ

とオビにはある。目次は、

第1講 江戸の人物に学ぶ隠居学
第2講 歴史愛好家から歴史研究者へ
第3講 研究者以外にも人気のある信長研究
第4講 固定的な歴史観念から離れる
第5講 年号から江戸時代を大きくつかむ
第6講 「江戸時代」でよくある質問
第7講 江戸城大奥という役所
第8講 時代小説で江戸と触れ合う
第9講 藤沢周平が描いた「藩」の世界
第10講 江戸時代の大地震

となっている。この中で、第2講の2は「江戸時代の日記の世界」であり、①『鸚鵡籠中記』、②『江戸藩邸物語』、③『公儀所日乗』、④『伊予小松藩会所日記』、⑤『井関隆子日記』、⑥『熊本藩郡代中村恕斎日録抄』などが採り上げられている。

●井関隆子の日記が、専門の歴史学者によって採り上げられるようになり、私は大変、感謝している。私の退院祝いのように思えた。

■『日曜日の歴史学