近世初期文芸・芸文稿

●今日、『雑誌新聞総かたろぐ 2012版』の編集部から、刊行物データの確認の連絡があった。変更なし、で返送した。

近世初期文芸 キンセイショキブンゲイ  
 掲載分野 0580 文学・文芸総合
◎1969.12.00創刊、◎年刊、◎雑誌、◎日本語、◎B5、◎平均90頁、◎最大246頁、◎非売品、◎会員配布、◎実売日12月20日、◎発売元 359−1104 埼玉県所沢市榎町3−20 近世初期文芸研究会 04−2924−7293、◎発行500部、編集責任者・深沢秋男、◎読者構成=大学図書館・近世文学研究者、◎内容=近世初期文芸研究会の学術研究誌。近世初期(元和・寛永〜元禄)の仮名草子俳諧・和歌などの文芸作品の翻刻および研究論文を収載、◎広告無し、◎HP=「近世初期文芸研究会」http://www.ksskbg.com/

■芸文稿 ゲイブンコウ
 掲載分野 3070 同人紙誌
◎2008.04.01創刊、◎年刊、◎雑誌、◎日本語、◎B5、◎平均200頁、◎最大300頁、◎非売品、◎会員配布、◎実売日03月20日、◎発売元 359−1104 埼玉県所沢市榎町3−20 芸文稿の会 04−2924−7293、◎発行1000部、編集責任者・清水正男、◎内容=会員による日本文学・日本史に関する論考、および創作などを収載、◎広告無し、◎対応するHP=「近世初期文芸研究会」http://www.ksskbg.com/

●この2つの雑誌を創刊する時、私は、雑誌の題字にこだわった。雑誌の題字は、非常に大切な要素を持っている。「近世初期文芸」は、当時、銀座でデザイン事務所を開いていた「並木スタジオ」の経営者・並木氏がじきじきにデザインして下さった。一見、普通の明朝体に見えるが、全く異なる。中国の『殿版康煕字典』を参照してデザインして下さった。
また、「芸文稿」は、三省堂で長年、明朝体タイポスの研究に従事され、誠に洗練された、明朝体の書体を開発された、杉本幸治氏のデザインになるものである。
●このように、立派な題字の雑誌であるから、執筆する私たちも、姿勢を引き締めてかからなければならないし、3号雑誌に終らせては申し訳ない、表紙を見るたびに、このような気持ちになる。

●『雑誌新聞総かたろぐ 2012版』



■この題字は、デザイン事務所「並木スタジオ」の並木氏が直々にデザインしてくれたもの。このような文字は2つとない。

■この題字は、現代活字デザインの第一人者、杉本幸治氏によるもの。