「法政のチカラ」

●人間ドックの帰りに、西武のリブロへ寄って、久し振りに一回りした。文春新書のコーナーには、相変わらず『旗本夫人・・・』も棚にあった。出版界も頑張っているナ、という感じは受けた。雑誌のコーナーで、新聞広告で見ていた、AERA別冊の『法政のチカラ』があったので購入。収穫は書籍3冊。

●『法政のチカラ』に、「法政大学校歌」の佐藤春夫の自筆原稿が掲載されていて、初めて見た。私は、腰掛でお世話になった出版社で、佐藤春夫の『上田秋成』を編集担当したので、懐かしい思いもある。今も、心残りは、本が出る直前に、著者・佐藤春夫が他界されて、見本を見て頂けなかったことである。

●ついでに、法政大学図書館の検索をしたところ、私の本は20点所蔵されていた。何故か、『斎藤親盛(如儡子)伝記資料』が出てこなかった。確か、寄贈しているはずである。鹿島則孝の『桜斎随筆』全18巻、36万円、これは、限定50セット発行という出版ゆえ、直接図書館にお願いして購入してもらった。

■『法政のチカラ』

■仏国法律大博士 ボアソナード