電子書籍交換フォーマット 仕様案 公開

●平成22年度の事業として総務省から委託された「日本電子書籍出版社協会」(東京電機大学・慶昌堂印刷・シャープ・大日本印刷凸版印刷・豊国印刷・ボイジャーなど)は、策定中の「電子書籍交換フォーマット 仕様案」を公開した。
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 総務省、平成22年度「新ICT利活用サービス創出支援事業」における「電子書籍交換フォーマット標準化会議」(受託者:一般社団法人日本電子書籍出版社協会)は、策定中のフォーマット仕様案を、本ウェブサイト(www.ebformat.jp)にて公開します。

電子書籍交換フォーマット」とは、現有の日本語テキスト系電子書籍フォーマットの日本語表現に関する各種機能を包括する、電子書籍データの交換を目的としたXMLフォーマットです。本プロジェクトは、その仕様策定、機能検証を行うものです。

本プロジェクトの目的
 電子書籍の市場が大きく伸長し、端末の販売が相次ぐ今日。電子書籍コンテンツの生産性を向上し、さらに制作した電子書籍を多種多様なプラットフォーム・端末において利活用できる環境作りが求められています。
 本プロジェクトは、このような状況において、日本語コンテンツの作成・蓄積を容易にし、かつ再利用しやすい形で行うことのできる「電子書籍交換フォーマット」 を開発・策定し、その実証を行うことを目的とします。加えて、その普及や国際標準化のための道筋をつけることも視野に入れております。
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●昨年、総務省から委託された事はニュースで知っていたが、日本電子書籍出版社協会の関係者が検討された結果の案が公開されたもので、私には、具体的な理論や内実は認識できないが、日本の文章・文化をネットの社会に利用・活用する上で、有り難いことである。この案に対して、多くの意見が寄せられ、改良されて、日本語のコンテンツの作成・利用が容易になる事は、この電子書籍化の状況の中で、極めて重要な事だと思う。

電子書籍交換フォーマット標準化

★→http://ebformat.jp/