齋藤金型 中国へ進出

●2011年の齋藤金型は中国進出から始動した。SAITO MOLD のHPの掲示板に次のようなメッセージが出た。日本・アメリカ・韓国・中国の4ヶ国への情報発信となった。

■ホームページに中国語も出来ました。
ようやく4ヶ国語によるホームページが出来上がりました。
これからはアジアを無視しての活動は考えられません。
どんどん発信してまいります。
今年も宜しくお願い申し上げます。
【2011年1月11日】

●中国の現在の経済成長は目覚しい。訒小平の豊かになれる者から豊かになれ、という政策から、中国の自由化は始まった。私はこの方向転換した後の中国を2週間ほど訪れたことがある。証券取引所へ自転車で駆けつける人々を見た。正規の仕事のほかに、夜、街角に小さな店を出して稼ぐ人々にも出会った。西安では、Tシャツを売る若者がいて、彼は最初3枚0元の物を、次々とマケてゆき、最後には80枚まで進んだ。安い、安いけれど、アンチョクなTシャツを80枚も要らない。しかし、このようにしても、仕入れた商品を売りさばきたい、という迫力には、単に笑えないものを覚えた。
●当時、中国とは、皮革の技術指導で非常に深い関係にあった、岡村先生とは、毎日、大学へ出る前の30分ほど、喫茶店のキャンデーでお話を伺うことができた。先生が、中国へ講演・指導に行かれる時は国賓待遇であったという。岡村先生は、今、中国は世界の工場であると申しておられた。現在も変質しながら、13億のパワーは、世界へ広がっている。

●SAITO MOLD の、韓国・中国への進出を、先祖の、齋藤光盛も広盛も親盛(如儡子)も秋盛も、きっと喜んでいるに違いない。私も嬉しい。

■齋藤金型製作所