2011年・平成23年 始動

●昨日の大晦日には、珍しく、妻子と共に、近所の信濃屋で年越しそばを頂いた。毎年我が家は、妻がギリギリまで働いていて遅くなるので、年越しそばは息子と2人を食べに出掛けることが多いが、今年は妻の帰宅が間に合って3人だった。やはり老舗の伝統の味は素晴らしい。

●今日は元旦、11時頃、ポストを見たら、年賀状が入っていた。早速、教え子などに返事を書いた。今年の返事は32枚だった。7日頃まで、届くのでこれが午前中の日課となる。教え子からの年賀状は、先方の近況も伝えられるので、とても書き甲斐がある。

●年賀状の次は、今年の研究計画の整理をする。私は、大学を卒業と同時に手帳は吉川弘文館の『歴史手帳』に切り替えた。この手帳は実に便利な附録が付いていて、現在まで継続使用している。その巻頭に「年頭所感」と「本年の計画」という頁がある。年頭所感は日記に書くので、この手帳には書かないが、本年の計画は手帳に書き込んで、年末に反省してきた。

●因みに、1965年・昭和40年の計画は、
○『可笑記』と『可笑記評判』
○『可笑記』の諸本調査
○『可笑記』と『甲陽軍鑑
の3項目が書かれていて、上の2つに赤ペンで○が付いている。3つのうち2つが進められた事になる。

●2011年・平成23年の計画は、単行本・雑誌論文・講演・研究会・研究旅行・雑誌発行など多項目に亙っている。予定以外に入ったものは、赤ペンで追加する。これで、ほぼ1年間の結果は分かる仕組みになっている。しかし、今は、体力も知力も劣化して、計画通りには進まなくなった。

■『歴史手帳』1965年〜2011年