学術誌 『夷参(いさま)』 創刊

俳諧研究者・森川昭先生によって『夷参(いさま)』第1号が創刊された。

1 号  目次
○知足俳諧集(仮題) ………………………………………………… 森川  昭
○おくのほそ道「暑き日を」の周辺・その後 ………………………… 森川  昭
奥の細道を支えた人々 鳴海酒田往還の旅 …………………… 広瀬 毅彦
○千代倉家の四季 ………………………………………………… 森川  昭
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題字「夷参」は鳴海在住の俳人にして書家、宇佐美魚目さんに揮毫していただき
ました。身にあまる光栄と感謝しています。夷参は私が在住する、座間の古名で
す。平安時代の『和名抄』などに名の見える、古東海道の宿駅です。
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●発行者・森川昭先生のお住まいの座間市は、古くは「相模国夷参」と呼んでいたことから、誌名を選ばれたという。書家・宇佐美魚目氏の「夷参」の題字も見事である。森川先生は、現在、お進めの『下里知足の文事の研究』をより推進させようと、この雑誌を創刊されたという。度かさなる御病気と闘いながら、力強く研究を実践される、森川先生に心からの敬意を捧げる。

●森川先生は、平成17年11月『春夏秋冬』という、御著書を刊行された。石原亮氏装丁の瀟洒な造本、先生の俳諧を核にした、見事な随想・評論集である。
■『夷参』第1号の詳細→http://www.ksskbg.com/kanabun/news2.html

■『夷参(いさま)』 創刊号 平成22年8月29日発行

■『春夏秋冬』 平成17年11月21日発行
本書の詳細→http://www.ksskbg.com/sonota/shin125.htm