DNPグループ、国内最大級の電子書店、今秋オープン

●今日の文化通信ニュース速報で知らされたが、DNP(大日本印刷)グループは、同社の書店持ち株会社・CHIグループと連携して、約10万点を揃えた電子書店を、この秋に開設するという。図書館流通センターが運営する、ネット上の書店〔bk1〕や丸善ジュンク堂などとも連携して、パソコン・電子書籍専用端末・多機能端末など、あらゆる端末向けのコンテンツを販売するという。

●5月には、ソニーKDDI・凸版・朝日新聞が新会社を設立して、電子書籍のオープンプラットホームを立ち上げると発表し、6月には、紀伊国屋書店電子書籍販売に参入すると発表している。これには、講談社小学館集英社・角川グループなどが賛同しているという。

●日本の出版界も、一気に電子書籍の販売に突入した感がある。各グループが、競って、電子書籍の販売に参入するのは、これは結構なことで、試行錯誤しながら、淘汰されて行くのであろう。著者も読者も、今後は、かなり、振り回されるだろう。私は、提供されるコンテンツと、コストを検討して、宜しければ、利用したいと思う。

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