久し振りの国立国会図書館

●今日は、久し振りに、永田町の国会図書館へ行った。何年ぶりであろうか。私は学生時代から、上野時代、赤坂時代と、国会図書館と共に生きてきた。ところが、このところ、トンと、御無沙汰をしている。それは、長年、通い詰めて、関連資料は、ほぼ閲覧した、ということもある。それに、もう1つは、国会図書館のサービスがネット上で、受けられる、と言うこととも関連している。それで、国会図書館都立中央図書館昭和女子大学図書館へ行く必要が激減した訳である。という事で、今日は、何年ぶりかで、国会図書館へ行ってきた。

●小学校の同級生の五味君が、昭和27年・28年の高校野球の記録を調べて欲しい、と電話を寄越したからである。彼は、中学まで、同じだったが、高校は都留高校だった。野球部の選手でレギュラーだった。ネットで取り寄せられると思って、ハイハイと引き受けた。ところが、そう簡単ではなかった。戦後間もない頃の『山梨日日新聞』である。所蔵は国会図書館くらいである。直接調べてみたら、欠落部分もあり、思うようには揃わなかった。しかし、五味君が都留高校野球部で活躍した記録に出会って、とても嬉しかった。「CF 五味義徳 ③」とある。センターで3年生という意味だろうか。とにかく、五味君は、都留高校のレギュラーとして活躍して、昭和27年には山静代表の1人として甲子園へ出場している。我が誇らしき友である。

●今日は、久し振りの国会図書館で、資料検索にも、手こずったが、五味君の青春時代の輝きにふれて、心地よい疲労となった。それに、帰りは、地下鉄永田町から小手指行きの直通だった。

■■国立国会図書館 現在の建物


■■山靜大会(当時は、山梨と静岡の勝者が代表として、甲子園へ出場した)

■■都留高校×市川高校 のスコアー。五味君は、4回の満塁に、左越の2塁打を打って、これが決勝点となった。