チューリップの土壌改良

●妻は、桜と共に、チューリップが大好きである。冬の間に球根を植えて、春先に緑の芽を出し、やがて、綺麗な花を開く。しかし、毎年、玄関先を彩る花も、その陰には、多くの準備が必要であった。毎年、大野さんや大熊さんが、盛りの過ぎたプランターから球根を取り出し、乾燥させ保管し、土も太陽で乾燥・消毒して保管する。そんな地道な作業があった。

●実は、大熊さんが転居されたので、毎日は来られなくなった。そこで、私が代役を名乗り出た訳である。数日前、大熊さんがプランターの用土を拡げてくれて、後の始末は私が引き受けた。乾燥した土を保存用の袋に入れる作業。結構、楽しくて2時間ほどで完了。風呂に入って横になったら、2度と起き上がれない。帰宅した妻は、疲労困憊の私に驚き、息子と連絡。6時頃から夜中まで、全く身動きが取れなかった。

●思えば、スコップを持って土砂を掘ったのは、高校生以来ゆえ50年振りの労働である。老齢のこともあり、体が驚いて〔死に体〕(死体ではない)になったらしい。今朝、ようやく、快復して、机に向かった。

■今年のチューリップ