奈良 氷室神社 桜満開

●奈良の出村実英子氏からメールが届いた。奈良で一番に咲き始めるのは、氷室神社の桜だという。その桜が、満開になりましたという知らせ。私は、奈良は何回も行っているが、図書館や大学が中心で、観光目的で行ったことはない。しかし、古都の自然に包まれた桜の様子が目に浮かぶようである。

●3月1日〜9日、京都芸術センターで開催された「わざゼミ 2008 報告展」に出品した出村さんの作品の写真も添付してくれた。6メートルのタペストリーだという。作品は、100畳もあろうかと思われる格天井の大和室の空間を堂々と支配している。作品制作の作業は、純白の細い絹糸を、仕上がりのイメージに従って染めるところから始まるのだろう。その1本1本の糸を丁寧に織り上げてゆく。その集中した作業の集積が、存在感を獲得している。

■■展示された作品

■■ほころび始めた 我が家の桜