会議に遅刻、陳謝

●今日のニュースによれば、参議院予算委員会民主党の3人の閣僚が遅刻して、野党の自民党がカンカンに怒り、3人の大臣も、官房長官も平謝りになって陳謝したという。それぞれに、事情はあろうけれど、会議には、少し早めに出るくらいの謙虚さがあれば、こんな事にはならないだろう。

●私にも、大失策があった。大学の学科長を6年間務めたが、1度だけ重要な会議に大遅刻した事があった。学科長以上の会議で、来年度の新人事を検討する重要な会議の時のことである。学科長の激務をこなしながら、研究も進めていたが、当然睡眠不足になる。今日は重要な会議ゆえ、居眠りをしないように、事前に研究室で仮眠をとって万全の体制で臨む予定であった。

●秘書室からの電話で目が覚め、会議室へ駆けつけた。学長・副学長以下30名ほど、全員が待っていた。副学長は、「深沢先生がお出でになったので、会議を始めましょう」と申された。私は、蒼白の顔色で、自席ではなく、末座に廻り、外部から緊急の連絡があって、失礼致しました。とお詫び申し上げた。〔寝過ごしたなどとは、口が裂けても言えないだろう〕思い出せば、こんな失敗もあった。

■■3閣僚の遅刻についてコメントする鳩山首相。NHKのテレビから。