ジョエル・ロブション

●1ヶ月ほど前、岩手の教え子からメールが入り、近々東京へ行くので、どこかで食事したいと連絡があった。いいよ、と軽く引き受けて楽しみにしていた。昨日、JR恵比寿駅で12時15分に待ち合わせた。伊藤さんと会うのも久し振りである。恵比寿駅周辺は開発されて大発展したとは聞いていたが、下車したのは初めてである。過日の品川駅周辺と同様、ものすごい変貌ぶりであった。

●目ざすレストランは、ジョエル・ロブションだという。彼女によると、なかなか予約がとれなかったという。ここです、瀟洒な建物の3階の特別個室に案内された。フランス料理だというから、以前、大学の卒業謝恩会の事を思い出して、ナイフとホークは外側から使おうと思っていたら、ここでは、料理に合せて、その都度出してくれた。とにかく、見事な料理である。ボルドー産ホワイトアスパラガスの味わいに、まず、たまげた。パンも美味しい。私は4箇頂いた。パンに付けるオリーブはスペイン産で少し癖がある由。パンにオリーブは合うんだ。オーストラリア産仔羊もグーでした。サービスのスタッフのおもてなしも、素晴らしかった。

●伊藤さんは、ワイン、品のあるソムリエと、慣れた様子で遣り取りしていた。私は専らビール。美味しい、美味しいとご機嫌で頂いていたら、スタッフが大きな花束とイチゴとチョコレートがのった皿を運んできた。おめでとうございます、と伊藤さん。ローソクには火が点いている。チョコレートの文字は? 戸惑っていると、英語のコングラチュレーションです、とスタッフが教えてくれた。

●伊藤さんは、私が昭和女子大学の名誉教授になった事を聞きつけて、お祝いしてくれたらしい、とこの時、気付いた。学生時代に、大した事もしていない私に、このようにしてくれて、感謝の気持ちがこみ上げてきた。

●メニューの JOEL ROBUCHON のロゴがまた、見事であった。伊藤さんのおかげで楽しい食事が出来た。もう、このように素晴らしいレストランには、2度と入れないだろうと、店の皆さんにお礼を言って、2人で外へ出た。

■■恵比寿 ジョエル・ロブションの建物
建物の写真を撮っていたら、女性のスタッフが出てきて、シャッターを押してくれて、伊藤さんとの記念写真も残せた。感謝。しかし、ここにはアップできませんネ。

■■ 頂いたメニュー

■■見事な書体

■■ 伊藤さんから頂いた花束
雑然とした我が家には相応しくないと、妻は美容院エクセルに飾った。
美容室EXCEL→http://www.excel555.com/index.php?data=./data/l1/