CPK・クレアチンフォスフォキナーゼ

●今年最後の血液検査の結果を伺いに斎藤内科へ行った。先週もそうだったが、今日も若先生とお二人であった。御子息が大病院に勤務していて、休みの土曜日はお父さんと二人で診て下さる。世代交代かな。私がお世話になっている稲栄社印刷株式会社も如儡子の御子孫の株式会社・斎藤金型製作所も、御子息が社長になり、創業者の社長は会長に就任して、後見役を務めている。

●それはそれとして、今日の化学検査の結果、各項目とも、ほぼ基準値の範囲内であったが、ひとつ、CPK(クレアチンフォスフォキナーゼ)が360で高い数値が出た。何か急激な運動とかしませんでしたか、と質問された。思い出せば、散歩の後でやっているアブロケットが壊れた。シャフトが金属疲労か何かで折れて、新品と交換した。しばらく休んでいて、到着後に再開したが、それが原因でしょうか、前回もそんな数値が出て、すぐ正常に戻っていますので、しばらく様子を見ましょう。実は、2年ほど前に、CPKが348のことがあった。

●ネットで検索したら、日本衛生検査所協会のHPでは、男性の基準値は40〜250単位で、疾患がある場合は1000単位以上の数値が見られることもあるらしい。また、異常値の場合の疾患には、急性心筋梗塞・心筋炎・進行性筋ジストロフィー等々がみられるともある。いずれにしても、注意して経過を見ることにする。

●人間50年。昔は寿命も50年、60年と短かった。西鶴は52歳でこの世を辞した。

  浮世の月 見過しにけり 末二年  『西鶴置土産』

52年も生きてきたので、終りの2年だけ浮世の月を余分に見たことになる。

●人間長生きをすれば、それで良いというものでもあるまい。後世の人々に何を伝えたか、であろう。