内閣支持率  22%

●今日の朝日新聞によると、麻生内閣の支持率が22%となり、前回、11月の調査から急落したと報じている。また、首相に相応しい人物として、麻生氏49→30%、小沢氏23→35%と、民主党の党首と逆転したという。漫画ばかり読んでいて、漢字の誤読も多いという点で、首相の資質が問われている、とも報じている。

●また、麻生政権 2ヵ月で急降下、一気に政権末期状態、大臣コロコロ 官僚冷淡、もう死に体、政治と距離。というような見出しも出ている。

●○○政権のあの人気は何だったのか。1票1票、選挙権を持つ国民は、カッコ良い人だから、などという判断で投票はすべきではないだろう。その打ち出した政策は、今、どのような結果をもたらしているのか。1ドル360円→308円→変動制、金融ビッグバン、ネット社会、等々の諸条件が、世界の金融界の見通しをむつかしくしている、と私は愚考している。

●私は、大学の学科長を3期6年間務めた。3期目だったと思うが、各学科で、現在の学科長が適任か、他の人物に代わるべきか検討するように、という指示が出た。これを全員参加の科会で検討したことがある。当然、学科長の私は、もう4年も務めたのだから、もっと若い方に交代してもらいたいと提案した。しかし、引き受ける人はいなかった。かといって、私の学科長留任に賛成する意見も、余り出なかった。言ってみれば、現在の麻生内閣の支持率・22%くらいで、私はもう1期、引き受けた訳である。引き受ける以上、科の代表として、責任ある行動を取らなければならない。これは、ツラい仕事である。4期目は、先手を打って、こちらから辞退したのである。