鹿島則文のこと

●先日、ネットオークションで鹿島神宮関係の掛軸をゲットした。鹿島則孝は大宮司家の第66代で、掛軸の左にある短冊の鹿島則文は則孝の子で第67代目の大宮司である。この則文は幕末維新の頃、幕府に睨まれて、八丈島へ流された。慶応2年(1866)であるから、NHK大河ドラマ篤姫』の頃である。
●時代は移り、明治となり、則文は赦免となり、やがて、その才能を買われて抜擢されて、伊勢神宮の大宮司となる。私は、大学出て間もなくから、鹿島則文の研究をしてきた。それで、この掛軸も購入したわけである。

■「鹿島則文桜山文庫」→http://www.ksskbg.com/kashima/index.html