●近世の特に後期の俳諧研究の永井一彰氏と、近世初期の仮名草子研究の私との接点は殆ど無かった。平成15年10月9日、共同通信京都支社の記者の瀬川さんから昭和女子大の私に電話が入った。用件は、京都の仏光寺で、仮名草子『因果物語』平仮名12行本の…
●永井一彰氏の労作『月並発句合の研究』が刊行された(2013年5月20日、笠間書院発行、A5判、612頁、定価15000円+税)。門外漢の私であるが、まず、ひとわたり拝見した。月並発句合が研究され始めたのは、昭和50年の尾形仂氏の論文からで…
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