2010-05-25から1日間の記事一覧

由比正雪 と 斎藤親盛  2

●童門冬二の『老虫は消えず 小説大久保彦左衛門』(1994年10月30日、集英社発行)に、仮名草子の『可笑記』や作者の斎藤親盛(如儡子)が登場する。第5章「危険な書『三河物語』と『可笑記』」では、幕僚会議の中で、この2つの作品が取り上げられ…

由比正雪 と 斎藤親盛

●『週刊 江戸』の16は「大名家と「御家」騒動」で、18が「幕府転覆計画」である。徳川幕府になって、大きな御家騒動は、出羽の国、山形藩の最上騒動である。元和3年(1617)3月、藩主・家親が山形城中で急死する。36歳であった。毒殺という噂が…