大学図書館の書庫

●『昭和学報』の2月号に、「図書館に行こう!」という、学報委員・大原まどか氏のレポートが載っていた。
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・・・本学には約50万冊の蔵書があり、開架室には約四分の一の12万冊がある。つまり、蔵書の多くは地下書庫にあるのである。
足音だけが響く静かな地下書庫には、天井まで届く本棚が見渡す限り続いている。・・・手続きは、学生証を見せるだけと、意外なほど簡単なのである。書庫は分野ごとに分けられ、興味のある分野の蔵書をじっくり眺めることで、読みたい本、読むべき本が見つかることだろう。また、関心のない分野でも、本を眺めれば、新たな世界への扉が開くかもしれない。・・・
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●誠に、懐かしい昭和女子大学図書館のレポートである。大原さんの言うように、膨大な蔵書の背文字は、その人の今後を左右しかねない力を持っている。学生には、スマホだけでなく、紙の本も見て、先人の学問探究の情熱にふれて欲しい。
■『昭和学報』平成27年2月1日 第585号