ネット情報の活用

●私がネット情報の活用を始めたのは、かなり前である。20年以上前だと思う。最初、国文学研究資料館が、所蔵目録や研究文献目録などを配信し始めた時、まず、昭和女子大学の国文科の登録をして活用した。しばらくして、息子のパソコンを払い下げてもらって、自宅から個人登録して、論文目録などを活用した。この頃は、電話線と共用で、パチパチ切り替えて使用した。
●その後、「近世初期文芸」のHPを立ち上げ、情報発信を開始した。また、さらにその後、昭和女子大でも、ようやく教員個人のHPが開設できるようになり、ここからも大量のデータを発信した。この「深沢秋男研究室」のコンテンツは、現在「近世初期文芸」の中に保存されている。
●平成17年(2005)に大学を定年退職したが、この頃には、SUICAが開発され、定期券が無くても不便を感じなかった。ネットの世界も進展が目覚しく、この前年に、国会図書館が電子化され、入館証も電子カードとなり、国会図書館の蔵書の複写も、殆どインターネットで利用できるようになった。わたしは、定年後、図書館などの利用の時、大部分、自宅からネット申込みで済ませている。有り難いことだと、感謝している。
■現在の 国文学研究資料館

国文学研究資料館の電子資料館