昭和天皇 「実録」 公表

●今日の朝日新聞によれば、宮内庁は、昭和天皇の生涯を記録した「昭和天皇実録」の内容を公表した。その外形的全貌は過日公開されたが、天皇に献上した和本の副本を一般にも閲覧させるという。歴史の真実を伝える内容としては、様々な意見もあると思うが、まずは、歴史的立場からして、歓迎したい。
●副本の閲覧は、宮内庁書陵部で行う。閲覧時間は1時間と、まさに閲覧であり、眺める域のもの。内容的な検討は公刊を待つことになる。
■閲覧要領
昭和天皇実録(写し)の特別閲覧の実施について
平成26年9月9日
宮内庁

1 実施時期
平成26年9月9日(火)から11月30日(日)まで(予定)
(注) 皇居東御苑休園日は除きます。
皇居東御苑休園日は,毎週月曜日・金曜日です。
ただし,月曜日が「国民の祝日等の休日」に当たる時は公開します。この場合,翌火曜日が休園となります。
2 実施場所
皇居内書陵部庁舎(地階臨時閲覧室)
皇居東御苑図面へ(PDF形式:330KB)1ページ
3 入出門
大手門,平川門,北桔橋門 (各門とも,午前9時に開門します。)
実施場所は皇居東御苑内ですので,入園の際,各窓口で入園票を受け取り,退園の際はご返却ください。なお,各門とも駐車場はありません。
4 閲覧方法等
(1)閲覧できる方
どなたでも閲覧できます。
(2)閲覧時間
①9月9日(火)から10月30日(木) 午前9時15分から午後4時05分まで
②11月1日(土)から11月30日(日) 午前9時15分から午後3時05分まで
なお,時期により混雑が予想されますので,原則として閲覧時間を区切り,閲覧者定員を定め下記の通り実施します。この場合は,整理券を配付します。
公開時間
第1回 午前9時15分から10時05分まで
第2回 午前10時15分から11時05分まで
第3回 午前11時15分から午後0時05分まで
第4回 午後0時15分から1時05分まで
第5回 午後1時15分から2時05分まで
第6回 午後2時15分から3時05分まで
第7回 午後3時15分から4時05分まで

※ 第7回は10月末日までで,11月は第6回までです。

〔閲覧者定員〕
①火曜日から木曜日(休日を除く) 各回定員12名×7回(11月は6回)
②土曜日,日曜日,休日 各回定員18名×7回(11月は6回)
〔整理券の配付〕
①閲覧は先着順とし,定員に達し次第,締め切ります。
②閲覧を希望する方は,午前9時過ぎから皇居東御苑書陵部庁舎前で整理券を配付しますので,お越しください。
③配付した整理券は,配付当日のみ有効です。
④整理券配付時は混雑が予想されますが,係員の指示に従い,事故のないよう願います。
⑤閲覧希望時間に合致しないなど,閲覧を辞退される場合には,配付を受けた整理券はご返却願います。
5 閲覧対象
昭和天皇実録(写し)
昭和天皇実録(写し)は,15ファイルに分冊し1セットとし,臨時閲覧室内の机に1セットずつ配置します。閲覧者2名で,この1セットを閲覧いただきます。
昭和天皇実録(副本)
展示ケースに入れて公開します。(閲覧は出来ません。)
6 その他
①写し,副本とも,写真撮影はご遠慮願います。
②写しの閲覧では,メモをお取りいただくことは可能です。(筆記用具(鉛筆)はご持参願います。)
③写し,副本とも,コピー機等による複写は行いません。
④臨時閲覧室での飲食,喫煙はご遠慮願います。
⑤次に掲げる方は,閲覧をお断りさせていただきます。
ア 泥酔状態である方
イ 動物(身体障害者補助犬を除く。)を同伴する方
ウ 危険物又は施設や他の参観者に危害,迷惑等を及ぼすおそれのある物を携行する方
エ 立入りを禁じた場所に入る等の職員の制止に反する行為をする方
オ その他閲覧の実施上支障があると認められる方
⑥電話,インターネット等による予約は受け付けません。
⑦特別閲覧に関する全ての案内は,日本語によるものとなります。
⑧本件に関する問い合わせは,宮内庁書陵部図書課庶務係または利用推進係(03-3213-1111(代表))まで願います。(平日午前8時45分から午後5時45分まで。)
なお,昭和天皇実録の内容等に関する問い合わせには,お答えしかねますので,ご了承願います。
※ 50分以上閲覧したい方,複写物(紙媒体又は電子媒体)を入手したい方は情報公開法に基づく開示請求を行ってください。窓口は 長官官房秘書課(情報公開室)となります。
03-3213-1111 (9時〜17時) http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/shinsei/johokokai.html
昭和天皇