アマゾン 対 ジャパゾン

●今日の朝日新聞によると、電子書籍販売で、楽天ソニー、日販、トーハン紀伊国屋三省堂有隣堂今井書店、などが連携して、アマゾンに対抗するシステムをスタートさせるという。また、楽天ソニー電子書籍端末の共通システム化も計画しているという。結構なことである。大いに改良して、読者に便利なようにして貰いたい。
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 紀伊国屋書店など国内の書店や楽天ソニーなどの電子書店、日販、トーハンなど取次業者の計13社が、書店での電子書籍販売に乗り出す。書店だけで買える人気作家の電子書籍を用意する構想もあり、業界で一人勝ちを続けるアマゾンに対抗できる連合体「ジャパゾン」を目指す。
 13社はこのほど、「電子書籍販売推進コンソーシアム」を設立。紀伊国屋三省堂有隣堂今井書店などの「リアル書店」で、電子書籍を販売する実証実験を来春に始める。
 書店の店頭に電子書籍の作品カードを並べ、店頭で決済。購入した人は、その作品カードに書いてある番号をもとに電子書籍をダウンロードする仕組みだ。
 電子書籍の市場は期待ほど伸びておらず、紙の本の4%程度にとどまる。書店に配慮し、自著の電子化を許していない人気作家も多く、品ぞろえの少なさが課題になっている。
 そこでコンソーシアムは、これまで培った作家と書店の信頼関係をもとに、ネットよりも書店で先行販売する電子書籍を用意する考えだ。人気作家の作品をそろえて「本屋の店頭で選んで、電子書籍を買う」形を広め、書店を守りながら電子市場の拡大も目指す。「どれくらいの作品数を独自に集められるかが決め手になる」と関係者は言う。
 電子市場では、昨年10月に「キンドル」を投入して日本市場に参入した米アマゾンが、3〜4割のシェアを占めるとされる。
 楽天ソニーなどは独自の端末を売り出しているが、将来的には、コンソーシアムを基盤に「端末の共通システム化」を目指していく構想もあるという。(守真弓) 【朝日新聞】より
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朝日新聞 デジタル