神保町と近代出版100年

明治大学中央図書館企画展示で「神保町と近代出版100年」が開催された。2013年10月10日〜11月10日。岩波書店三省堂集英社小学館東京堂出版平凡社有斐閣などが取り上げられている。
東京堂出版 123年の歩み
○1890年(明治23年) 3月10日 小売書店として開業 
○1891年(明治24年) 出版業を始める
○1930年(昭和5年)  『出版年鑑』創刊
○1935年(昭和10年) 『日本文学全史』全12巻刊行
○1971年(昭和46年) 竹内理三『鎌倉遺文』全42巻、刊行開始

■■限りなく広がる知識の世界■■
柳田国男民俗学辞典』(毎日出版文化賞受賞)の刊行以来、東京堂出版では、辞典を刊行書目の中心の一つに据えてきました。その点数は現在850点を超え、国文学、日本語、歴史学の辞典から読み物風事典まで、様ざまな領域に広がる知識を読者に提供することを心がけています。一方、『平安遺文』『鎌倉遺文』『仮名草子集成』などの大きな史料集から、近年は書道、気象予報、あるいはマジック、健康関係の趣味実用本まで、多様なジャンルの書目を刊行しています。

●私などは、『日本文学全史』には、多くのことを学んだ。また、朝倉治彦先生のお蔭で、『仮名草子集成』が、老舗の出版社から出版して頂けることを、仮名草子研究者として、心から感謝している。
■「神保町と近代出版100年」

東京堂出版