資源ゴミ 『文学研究』 『近世初期文芸』 『芸文稿』

●今日は、資源ゴミ収集の日だった。物置に積み込んであった雑誌を整理して出した。かなり前に、4000冊ほど出したが、物置3個の中には、まだまだ在庫がどっしり詰まっていた。私の抱えている雑誌は、『文学研究』『近世初期文芸』『芸文稿』の3誌。私ももう歳だし、そろそろ整理しておかないと、いつ何時、ポックリ逝ってしまったら、残された妻子が迷惑する。もちろん、なるようになる、という考えもあるが、私は、事を始めるのも計画的だったし、それならば、事を終結させるのも、早め早めがよいと思っている。そろそろ、身の回りを片付けておくことにした。

■『文学研究』 学術刊行物指定。昭和28年(1953)5月創刊。法政大学文学部日本文学科の大学院編集発行。平成19年(2007)4月、第95号で終刊となる。私は、昭和37年(1962)発行の第18号から常任委員となり、終刊号まで関わってきた。恩師・重友毅先生はじめ、大学院の諸先輩の御指導によって、研究を継続することが出来た。私の研究の支柱は、この研究会と機関誌『文学研究』だったと言っても過言ではない。

■『近世初期文芸』 昭和44年(1969)12月創刊。近世初期文芸研究会の機関誌。平成25年(2013)12月、第30号発行(予定)。昭和44年、近世初期の文芸に焦点を絞った研究を目指して、この研究会を創設した。初期俳諧研究を目指す島本昌一先生と、仮名草子研究が目的の私の2人を中心にして、法政大学の島本ゼミの受講者がメンバーで、定期的な研究会や、合宿研修も実施した。現在は、島本先生はこの会から離れ、『近世文学研究』を創刊された(2009)。私は、この学術誌のお蔭で、仮名草子関係の論文を大量に発表することが出来た。

■『芸文稿』 平成20年(2008)4月、芸文稿の会の機関誌として創刊。現在第6号まで発行。平成19年、日本文学研究会が解散され、『文学研究』が終刊となった。この会の中で、さらに執筆活動を継続したい者が中心となって、この会を立ち上げ、この雑誌を刊行した。内容は、論文・評論・記録・資料・雑記など、幅広いものとした。

■『文学研究』

■『近世初期文芸

■『芸文稿』