出版販売状況

●今日の文化通信の速報によると、2013年上半期の出版販売状況は、雑誌は低迷しているが、書籍は前年並みだという。返品率も、書籍は良いという。私は、長年、日本の出版界の動向には注目してきている。出版は文化の重要な要素だと考えているからである。電子書籍との競合、共生がどのように展開するかも興味の向くところである。文化通信によると、
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 出版科学研究所によとる2013年上半期(1〜12月)の書籍・雑誌販売額は前年同期比2・6%減の8781億9600万円となった。このうち書籍は4332億9600万円、同0・1%減とほぼ前年並みとなったが、雑誌は4449億円、同4・9%減と減少が続き、週刊誌は7%以上のマイナスで1000億円の大台を下回った。
書籍の返品率は、34・5%、同1・5ポイント減と改善。雑誌全体の返品率は38・7%、同1・3ポイント増と書籍を大幅に上回っている。
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●とにかく、出版界が元気になってくると、嬉しい。「トーハントーハン、文化の泉」取次大手、トーハンの社歌である。学生時代にアルバイトをしていて、社歌も覚えた。日本全国に配本される全ての書籍・雑誌の集るトーハンは、それこそ文化の泉であった。
■出版科学研究所