新大久保の鈴木重嶺墓所

●教え子の乃村さんから、封筒が届いた。先生、3月14日に、新大久保へ行ってきました。美味しい韓国料理を堪能して、鈴木重嶺のお墓参りをしました。全龍寺の御住職様ご夫妻もお元気で、前の御住職様は92歳で、透析を週3回するために通院していますが、お元気の御様子でした。御住職様が、深沢先生に宜しくお伝え下さい、と申しておられました。そして、その折の写真が同封されていた。有難いことである。

●私が、鈴木重嶺の研究を思い立ったのは、平成8年のことである。直系の御子孫・松本誠先生の御他界がきっかけだった。その後、貴重な鈴木重嶺関係資料が昭和女子大学に寄贈され、図書館には「翠園文庫」が新設された。菩提寺の全龍寺様には、全面的な御協力を頂いて、「鈴木重嶺・翠園の墓」という標識を建てることが出来た。法政大学名誉教授の村上直先生、佐渡市教育委員会の御指導を賜った。

●私も、折を見て、墓参に伺いたいが、目の前のことが優先されて、ついつい、失礼をしている。申し訳ないと思う。

鈴木重嶺のお墓。平成25年3が14日、乃村氏撮影