森川 昭氏の 『夷参』 第7号 発刊

俳諧研究の森川昭先生のマイ・雑誌『夷参』第7号が発行された。平成24年最後の大晦日に拝受した、最高のプレゼントである。
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「一年に四冊を目標にしていますが、今年は三冊しか出来ませんでした。来年はがんばります。
平成廿四年十二月廿八日 森川 昭」
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とある。頭の下がる研究姿勢である。

●私は、駆け出しの頃、仮名草子を研究するには、貞門俳諧を勉強すべきである、そのように思って、島本昌一先生と「近世初期文芸研究会」を立ち上げた。昭和43年のことである。その時、島本先生から、森川先生の『江戸貞門俳諧の研究』(昭和38年10月、成蹊論叢、特別第1号)を頂き、この研究を熟読するようにと指示された。以来、森川先生の御研究には、陰に陽にお教え頂くことになった。膨大な御研究を世に問われ、なお、今も、研究への情熱を燃焼させ続ける、先生の研究姿勢に、感激せずにいられない。

★『夷参』第7号 詳細 → http://www.ksskbg.com/kanabun/news2.html

■『夷参』第7号