『近世文学研究』 第4号 発行

●近世・近代の研究者による『近世文学研究』の第4号が、文学史探究の会から発行された。平成21年7月創刊。号を重ねる毎に充実した内容になっている。今度の号の内容は、次の通り。
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○ 『山之井』成立に関する一試論 ……………………… 木村 遊幻
○ 近世初頭における京学の性格(二) ………………… 島本 昌一
  ―帝都には廻りに堀ほらぬ物なり 九條稙通―
○「散策集」の課題 ……………………………………… 和田 克司
  明治二十八年九月二十一日松山城北吟行
○谷口重以編『百人一句』私注 一 …………………… 松田佐登美
○宗因独吟「花むしろ」百韻注釈 ……………………… 深沢 眞二
                           深沢 了子
○潁原退蔵・尾形仂コレクションの行方 ……………… 中野 沙恵
○ 書評 
 李蕊著『正岡子規の写生文学とその周辺』 ………… 浅沼 璞
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●近世初期、元禄期、明治期、と近世全体に亙っており、意欲的な論考に、注釈の労作などが掲載されている。島本昌一氏の労作「京学」が実を結ぶことを切に念じている。
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■講読について
創刊号・第2号・第3号、4号
1部 頒価1500円(送料込)。講読申し込みは、発行所まで。
発行所 215−0023 川崎市麻生区方平 2−18−6
             獺祭堂
             電話 044−989−2505
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■『近世文学研究』第4号