早逝しない生き方

●1昨日、若宮貞次先生から、かなり前に出版した著書『小学二年生 作文記述活動の発達研究――宮下昇君の個体的研究――』(昭和44年発行)を頂いた。若宮先生は、山梨師範学校日本大学国文科を卒業され、山梨県の小学校、中学校、東京の小学校で教壇に立ち、小学校の教育に御尽力なされた。現在、86歳である。第二次世界大戦を挟んでいるし、教育制度も改められている。しかし、長年、小学校教育に携わりながら、様々な工夫をして、児童・生徒を教育してこられた。

●現在でも、朝日新聞の「花まる先生」欄で紹介されている教諭の方々の活動はみごとである。そう言う先生たちは、毎日、教育内容の改善に努力し、少しでも良い教育を目指しておられるので、頭も使うし、脳も活性化して、長生きされるのではないか、そんな風に思う。若宮先生の古い、御研究を拝見して、そんなことを思った。

■『小学二年生 作文記述活動の発達研究――宮下昇君の個体的研究――』