須賀川斎藤家 墓石発見

●平成22年10月17日、須賀川斎藤家の墓石が、須賀川の妙林寺で発見された。無縁仏として保存されていたのである。この墓石発見を知らせる、斎藤家、第13代・豪盛氏の手紙の文面には、感動の思いが満ち溢れていた。

●斎藤家の菩提寺・松岡寺の過去帳を綿密に調査した私は、どうにも解決できない何名かの法名を未詳として先に進んでいた。しかし、この事は、常に気にしていた。それが、一挙に解決したのである。豪盛氏と私の想いが、御先祖様に伝わったのか、そう、2人は電話で語り合った。

●斎藤家の墓所の墓石や、酒田、上日枝神社境内に建立した「齋藤筑後守記念碑」を担当してくれた、高橋石材店の関係で、東北石材石崎商会、深谷石材店の協力によって発見されたのである。深谷石材店の社長は、当日、妙林寺の墓の改装工事をしていて、夕方、帰りがけに、ふと目に留めた墓石が、斎藤一葉のものであった。

●斎藤豪盛氏は、この墓石を、二本松の松岡寺の斎藤家の墓所に移して、手厚く葬った。それが、平成24年5月18日である。
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須賀川斎藤家の発見
 平成22年10月17日、須賀川斎藤家の墓石が発見された。須賀川市諏訪町88の、天台宗・妙林寺の墓所に無縁仏として保存されていたのである。
 自然石の墓石には「斎藤一葉墓/明治十一年九月三十日死/行年七拾六歳」とあり、斎藤家第7代・親盛の曾孫に当ると推定される。
 第13代・豪盛氏は、位牌なども参照し、須賀川斎藤家の系譜を次の如く推定された。
斎藤家第7代・親盛→華盛→徳右衛門→一葉→娘 以下絶家
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須賀川、妙林寺にあった、斎藤一葉の墓

■二本松、松岡寺に移された墓石

須賀川斎藤家の墓誌