嬉しい 便り

●親しい知人からメールが届いた。今度、6月から職場が変ります。環境が良くなります。というもの。この知人の、これまでの歩みを見ていて、今度のことを、心から嬉しく思う。人間にとって、働く職場は大切なところ。しかし、現在の、大学生の就職状況を見ていても、ミスマッチの就職が実に多い。せっかく就職しても3年以内に3人に1人は、辞めている。

●今度メールをくれた彼の生き方を見ていて、実に誠実、実に積極的、研究主題に対しても、実に情熱的に取り組んでいた。このような優れた研究者にこそ、良い職場が与えられるべきだ、と何度思ったか知れない。職場はチームワーク、積極的なのはよいが、消極的な人々からは、目障りでもある。そこで、消極的な方々は徒党を組んで足を引っ張る。しかし、良い職場には、良い上司、良い指導者がいる。努力すれば、それだけ認めてくれる。そんなところに、ようやく、巡り会ったという、嬉しいメールであった。今後の、彼の活躍に期待する。

●明日からは、6月、L君の新しいスタートを祝す。私も、45歳の時に昭和女子大学に転職した。夢中で講義をして、論文執筆にも頑張った。彼は、もちろん私よりも春秋に富むが、今は、同じような思いだろうと推測する。私のようにリタイアした時、遣り残した事が多い、ということの無いように、計画的に時間を使って欲しい。

■2012 オリンピック競技場