牛乳

●菊池先生のエッセーに牛乳に関してのコメントがあった。

「私は牛乳が飲めない。飲むとおなかをこわす。牛乳の中の脂肪粒を消化できないようだ。小学校の給食は脱脂粉乳だった。これはありがたかった。大学生の時は、森永加糖練乳ミルク缶を見つけ、これをお湯で溶いて飲んでいた。これはおいしかった。これならおなかをこわさない。三十年ほど前には「おなかがゴロゴロならない牛乳」とかいうのを飲んだが、ダメ。ゴロゴロ鳴った。・・・」

●牛乳が飲めない菊池先生とは違って、私は牛乳によって、今日まで生かしてもらってきた。だから乳牛には、感謝している。大学へ入るために、甲斐の身延から上京した。今、スカイツリーで賑わっている、業平のアパートに世話になった時、毎日3合瓶の牛乳を配達してもらって飲んでいた。子供の頃から虫歯で苦しんていたので、赤ちゃんが母乳で育つのにヒントを得て、これで生き抜こう、と思った訳である。以後、今日まで、この牛乳を飲む習慣は続けている。

●菊池先生と、野田寿雄先生の仮名草子研究会で出会った頃、お互いに肥満気味で、先生は、杜仲茶がいい、とか、ギムネマ茶が良いとか、わざわざ見本を送ってくれた。以後、私は毎日ギムネマ茶も飲んでいる。現在、私の飲む物は、牛乳・ギムネマ茶・コーヒーであるが、果たして、健康に良いのか、否なのか。実際のところは分からない。

■現在のもの