齋藤筑後守記念碑 建立

●22日、東京→赤湯→長井→出羽三山→酒田。朝、東京駅で、昭和女子大学の承春先先生とお会いして、東北新幹線、つばさ133号で赤湯着。齋藤豪盛氏御夫妻のセルシオ長井市に向かい、久し振りに齋藤家を訪れ、お仏壇にお参りした。仏壇のお位牌は、仏像文化財修復工房の松岡修一氏の修復を得て、見事に修復されていた。その後、4人で湯殿山道路を通って、酒田へ向かった。酒田はホテル・リッチに宿泊。

●23日は、御前9時に上日枝神社へ行き、初めて「齋藤筑後守記念碑」を拝見した。これまで、写真では拝見していたが、実際に建てられた実物は見事な出来栄えであった。9時30分から、歴史研究者との懇談会があり、11時から建立式典が行われた。

■齋藤筑後守記念碑建立式典 次第
 修祓・一拝・献饌・祝詞奏上・清祓・玉串拝礼・撤饌・一拝・謝辞

●このような儀式が行われ、酒田市長・酒田市史編纂委員・鶴岡市史編纂委員・酒田郷土史研究会会長・同副会長・一条八幡宮宮司・荘内日報社社長など、36名の方々が参列して下さった。そのあと直会が行われた。斎藤家一族の方々の御配慮が隅々にまでゆきわたり、祝宴では、長井市から持参した、斎藤氏の特別醸造による「深山神水」が振舞われた。私は、祝宴の席で、宮司の藤井氏、神社総代の前田氏、歴史研究会の皆様から、様々な貴重なお話を伺うことが出来た。さらに、仏像文化財修復工房の松岡修一先生と初めていろいろお話出来たし、承春先先生には、中国書道の奥深いお話を伺えて、とても有意義であった。

●23日は、再び出羽三山を越えて、長井の斎藤家にもどり、赤湯から東京へ帰着した。この度の、記念碑建立は、第13代豪盛氏の、御先祖を敬愛するお心と、酒田の多くの皆様方の御理解・御支援があって、初めて実現したものであり、その場に立ち会うことが出来た私は幸せであった。また、この記念碑の文字を、中国の承先生に、貴重な書体で書いて頂けた事は、誠に有難く、心から感謝する。

酒田市 上日枝神社

■齋藤筑後守記念碑



■建立式典・祝賀会