情報 の 発信者 と 享受者

●昨日と今日の朝日新聞の報道によれば、ハソコン向けの基本ソフト(OS)で圧倒的なシェアを誇るアメリカのマイクロソフトが、次のOSは指で触って操作するタッチパネル方式に切り替えると発表したという。アメリカのアップル社のアイパッドの普及が関連しているらしい。

アメリカの調査会社、ガートナーは、タブレット端末とパソコンの販売見通しを発表した。パソコンの伸び率15%に対して、タブレット端末の伸び率は514%と桁違いである。そこで、マイクロソフトが、ウインドウズ8はタッチパネルに対応した基本ソフトに切り替えるということらしい。

●私に言わせれば、アップルのアイパッドも、ソニーのリーダーも、コンテンツを読むものであるのに対して、マイクロソフトのウンドウズはコンテンツ作成ソフトである、という点に違いがあり、ここに、今後の伸び率の差もあるものと思う。インターネットは、ギブアンドテイクであるべき、と言われながら、貴重な情報発信をする者は少なく、他の情報を享受する者のみが、多く普及している。それが現状であり、それが、PC市場に影響して、コンテンツ作成ソフトまでも、タブレットに対応せざるを得ない状況になったのではないか、と愚考する。

●現在、私は、旧式のXPを使っているが、これがタッチパネル方式になった時、どのような不都合が生じるか、その点が、気になる。

朝日新聞 9月14日


朝日新聞 9月15日