今年の GW も

●今年の長いゴールデンウイークも今日で終り、高速道路も、成田・羽田の空港も新幹線も大賑わい。テレビで見ていても、笑顔、笑顔の子供の表情に、心が和む。私は、お盆休みも年末年始もゴールデンウイークも外出はしないことにしている。毎年、家で机に向かって何かを読み、何かを書いてきた。

●今年は、「斎藤親盛(如儡子)関係略年譜」を作成した。慶長8年(1603)酒田の奉行の嫡男として出生。主君・最上家親に仕えるが、20歳の時、山形藩・57万石が取り潰しとなり、浪人。江戸へ出て流浪の中で著作に取り組む。『可笑記』『百人一首注釈』『堪忍記』『百八町記』『両吟百韻』。こんな著作を遺して、延宝2年(1674)に72歳で没した。私と同じ位の年齢で世を去った。50年近く、この作者に打ち込んできて、この年譜を前にして、感慨深いものがある。

●こんな、GWを過ごした私に、昨日、2つの宅配便が届いた。1つは、現代詩人・佐野千穂子氏から、本場のうどん、山田屋の讃岐うどん。佐野さんは小旅行の合間に、心に止めて下さったらしい。有り難いことだ。もう1つは、教え子の伊藤さんが、これも知覧へ旅行、所用のヒマを見て、タクシーを飛ばして、本場・長吉屋の手作りのさつまあげ直送してくれた。老体にムチうって、年譜作りに励む私への御褒美と、自分勝手に決めて、お二人に感謝。

■■ 山田屋の讃岐うどん

■ さつまあげ の 長吉屋